ガンプラ改造|約40年前に発売された旧キット1/144ガルバルディβを自分勝手に改造!!(その2)

腕の改造

ショルダーアーマーの後ハメ加工を簡単にしていきます。

受けになる部分を、Cの字になるようカット。グラグラにならないよう慎重に。

何度もハメてみて、少しずつ少しずつ広げます。

ま、結果グラグラになったんですが・・・。(瞬間接着剤で少し軸を太くしてなんとかなりました。)

二の腕の合わせ目消しは断念し、上からプラ板を貼って誤魔化すことに。

関節部分にもプラ板を貼って、ディテールを追加。

ポリキャップに、タミヤの瞬間接着剤用プライマー(PP・PE・POM)を塗って、瞬間接着剤でプラ板を接着。ランナーで前腕の中にあるポリキャップと接続。

今回、手はバンダイ 1/144 MSハンド02(ジオン系)を使用。

前腕部は後ハメ加工が難しかったので、

合わせ目部分にプラ板を貼って、接着しなくて済むようにしました。

二の腕と関節部がグラグラだったので、

一旦バラして

ポリキャップを仕込むことに。

穴を開けて、

ポリキャップにプラ板接着して、

二の腕に接着。

こちらも穴を開けて、

ランナーをしっかりと接着。

合体!!グラグラしなくなりました。

ショルダーアーマーに蓋をするために、プラ板で引っかかりを作ります。

プラ板で蓋を作ります。

関節構造っぽいものを、2種のプラパイプで作ります。

超簡単ですが、それっぽくなったかなと。

腰アーマー改造

フロントアーマーを大きくします。

プラ板を適当な大きさと形にカットし、

接着するだけ。

さらにプラ板を貼って、

厚みを出します。

サイドアーマーも同じく、

プラ板をペタペタ・・・。

あっさりしてますね〜。もうちょっと、なんかしたほうが良かったかな?

リアアーマーも、厚みを出しました。

各アーマーの長さが揃ってないのは、力尽きたからです・・・。

武器関連

旧キットのシールドとビームライフルは、どちらも貧弱なので、少し盛ってやります。

シールドには、プラ板を表面にくっつけて大きく。

瞬間カラーパテを塗って、ヤスって整えます。

ビームライフルは、

銃身にプラパイプを接着。

その他、ジャンクパーツなど適当に色々接着して盛ってやります。

グリップを削り、さらにハンドパーツも削り調整しました。

各種ディテールアップ

膝の関節部に、プラ板を貼ってそれっぽくします。

腰アーマー裏もディテール追加。

0.5mmプラ板でジャバラ加工。

ハイキューパーツ エムゼット パイプ 4.0mm使用。

たまたま家にあった白いビニル電線の電線部を取り除いて、パイプに使用。

ハイキューパーツ マイナスパイル 2.0mm使用。

前回フィギュアを製作した時に購入した、アルミニウム線 2.0mmを使用。その他、パネルラインの掘り直しや追加、シールドの裏面ディテール追加などを施しています。

塗装&デカール

メインカラーの赤紫には、タミヤカラー ラッカー塗料ホワイト(LP-2)、ピュアーレッド(LP-7)、クリヤーブルー(LP-68)を調色。

ここで問題が!

赤に青を混ぜれば紫になると単純に考えていたのが大間違いで、何度やっても茶色になるんですね〜。なぜ?

CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)でいうと、マゼンタにシアンを少しずつ混ぜていけば紫になります。しかし、ピュアーレッドはほぼ金赤(マゼンタ100%+イエロー100%)。つまりピュアーレッドにはイエローの要素が入っているのでしょう。だから青を足せば茶色に濁る訳です、多分・・・。なので、一旦ホワイトを混ぜてピンクに近づけてから、クリアブルーを少しずつ足して色味を確認しながら調整しました。ピュアーブルーではなくクリヤーブルーを使ったのは、なんとなくです・・・。

なんだか分かったような分からないような・・・少ないカラーを使いほぼ調色に頼るという塗装方法には限界があるのかも・・・。それとも単なる知識不足?

シールドは、タミヤカラー ラッカー塗料ホワイト(LP-2)、ピュアーブルー(LP-6)、ピュアーイエロー(LP-8)を調色。

グレー部は、タミヤカラー ラッカー塗料ブラック(LP-1)、ホワイト(LP-2)を調色。

濃い茶色部は、タミヤカラー ラッカー塗料ブラック(LP-1)、ピュアーレッド(LP-7)を調色。

ビームライフルは、タミヤカラー ラッカー塗料ブラック(LP-1)、ホワイト(LP-2)を調色して濃いめのグレーに。

筆塗りでは、薄いグレー部にタミヤカラー エナメル塗料ブラック(X-1)、ホワイト(X-2)を調色。

濃いグレー部も同様。

胴体真ん中のスキャナー部(ここって、コクピットハッチと思ってた!)には、タミヤカラー エナメル塗料ホワイト(X-2)、フラットレッド(XF-2)、クリヤーブルー(X-23)を調色。※フラットレッドを使用したのは単純に在庫の問題。

デカールは、いつものアールビー コーションデカールとガンダムデカールを使用。デカール後、Mr.スーパースムースクリアーつや消しを吹いてます。

旧キット 1/144 ガルバルディβ完成!!

旧キット 1/144 ガルバルディβ完成しました!

今回の改造メインは、フロントアーマーと足、お腹の延長、武器類、各関節。モノアイ発光ギミックはいつも通り。

あまりゴテゴテとディテールを追加せず、最小限のパネルラインの追加とメタルパーツの追加で制作しました。超絶ゴテゴテディテールも好きなのですが、今の技術では1年くらいかかっちゃいそうなので、シンプルディテールにした感じです。

動力パイプを白にしたのは、ネットで見た作例がカッコよかったので真似しました。胸から肩にかけて伸びている動力パイプにぴったりの太さのビニル電線がなかったので、アルミニウム線を使用しました。最初はどうかな〜と思いましたが、塗装したら案外良い感じになったので、今後も改造に使えそうです。

↑足のヒール部でかい!ここはちょっと失敗かな・・・。

やはり当初思った通り、スタイルを変更するだけでHG並のかっこよさに!それほど旧キットの出来が素晴らしいということでしょうね。

旧キットはスタイルそのままで制作するのも、味があってかっこいいのですが、今回はスタイリッシュ方向で製作しました。若干スタイルが細身になりすぎた感じですが、永野デザインなのでどうしてもそっちに引っ張られちゃうんですよね。いやーしかし、ガルバルディβはかっこいいです。

スラスターは、2種のプラパイプで製作。塗装はタミヤカラー ラッカー塗料 ブラック(LP-1)→Mr.メタリックカラーGX GXレッドゴールドとMr.カラー スーパーメタリック2 スーパージュラルミン。

HASEGAWA TRYTOOLのゴールドミラーフィニッシュを細くカットして、関節部に貼り付けてみました。ちょっとしたアクセントになったかなと・・・。

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