独特なデザインをしているアトラスガンダム。
HGアトラスガンダムには、通常バージョンとBANDIT FLOWERバージョンの2種類があるようです。知らずに、BANDIT FLOWERバージョンを購入。
どうやら、通常バージョンは原作の設定で、BANDIT FLOWERバージョンは、劇場版アニメの設定のようです。そして、通常バージョンは一般販売であり、BANDIT FLOWERバージョンは、プレミアムバンダイ限定販売だそうです。
僕は、アマゾンで購入しました。
難なく仮組み終了。関節がよく曲がり好印象。
フル装備させると、他のガンダムにはない異色の風貌に。
早速、捨てサフ。
めんどくさいので、スプレーで一気にやっちゃいます・・・。
スプレー缶の在庫がある場合は、スプレー缶を使ってます。在庫がない場合は、瓶入りのサーフェイサーをエアブラシで吹いています。
捨てサフ吹いた後に、意味なく組み立て。ネットでよく見るので、ついついやってしまうのです。
そしてまたバラす・・・。
パーツを色ごとに分けて、ペーパーがけ。
タミヤのフィニッシングペーパー、タミヤ研磨スポンジシートを使用。あらかじめ短冊形にカットして、番手ごとに袋に入れています。今回はフィニッシングペーパー400番を使用。
ウェーブのヤスリほう台 ( ペタッチ付き )が便利。
この、アームの部分に、ガッツリとパーツの合わせ目が出るので、ここを消す消さないで、仕上がりが大きく変わります。
なので、ボンドで簡単に合わせ目を消しました。
可動部分がありますが、後ハメ加工などは特にしないで、そのままやってます。
↑こんな感じ。
スジ彫り/line engraving
鉛筆で下書き。
↑だいたいこんな感じ。
「スジボリ用ガイドテープ 3mm (30m巻)」を使用。
Use “Garving Guide Tape 3mm (30m roll)”.
ガイドテープの余分なところをデザインナイフで切り取り。
TAMIYAの「スジ彫り超硬ニードル20°」を使用。
Mr.ラインチゼル0.2mmを使用。
まだまだ、上手くできません・・・。
塗装準備/Preparation for painting
細かいパーツを一気に塗装したいので、割り箸を簡単に加工します。
ペイントステーションに刺さるように、割り箸の先を細く削ります。
両面テープを使い、
パーツを貼り付けて完成。
塗装(その1)/Painting (Part 1)
今回も、主にタミヤカラーを使用。ホワイト、グレー、イエロー、ネイビーブルーの4色に塗り分け。ホワイト以外は、適当に調色しています。
フラットホワイト(LP-4)に、少しずつフラットブラック(LP-3)を足して、グレーに。
ピュアーブルー(LP-6)に、少しずつフラットブラック(LP-3)を足して、ネイビーブルーに。
ピュアーイエロー(LP-8)に、少しずつピュアーレッド(LP-7)を足して、若干オレンジよりのイエローに。
塗料とラッカー溶剤との比率は、およそ1(塗料):1.5(ラッカー溶剤)。しかし毎回、かなり適当なので、試し吹きをして調整しています。
使用しているハンドピースは、TAMIYA「スプレーワークHG エアーブラシワイド(トリガータイプ)0.5mmノズル」。
エアーブラシシステムは、「タミヤ エアーブラシシステム No.53 スプレーワークパワーコンプレッサー 74553」。
塗装ブースは、「タミヤ エアーブラシシステム No.38 スプレーワーク ペインティングブースII シングルファン 74538」。
塗装(その2)/Painting (Part 2)
塗装後、つや消しクリアーを吹き、マスキングテープでマスクしていきます。
つや消しクリアーを吹く理由は、マスキングテープによって、塗装が剥がれないようにするためです。
ちなみに、めっちゃ、めんどくさいですが、ここは我慢、我慢・・・。
マスキングテープを剥がす時の、気持ち良さを想像しながら、我慢して丁寧に、貼っていきます。
個人的に、ガンプラを作る時、一番苦労するのが、スジ彫とマスキングです。この2行程をうまくのりきったら、ほぼ完成のようなもの(^_^;)
スミ入れ/washing
タミヤの「スミ入れ塗料(ブラック)」を使用。
↑この背骨部分は、キットのままだと、彫が浅いので、ほとんどスミ入れの効果がでないと思い、彫り直しています。
スミ入れで悩んでいたのが、つや消し塗装や、つや消しクリアーを吹いた後にスミ入れする場合、滲んでしまうことです。
滲んでしまうと、拭き取る時に、完全に拭き取れない場合があります。黒く滲んで、きたなくなる場合も・・・。
ネットで調べてみると、つや消しクリアーでなく、つやありクリアーを使用するといいらしいです。
ということは、そもそも塗装に、つや消し塗料を使う意味がないのでは?
はじめから、つやありの塗料をつかっていれば、わざわざ、つやありクリアーを吹かなくてもいいのではないのでしょうか?(当然、マスキングテープを使用する場所に対しては、つやありクリアーを吹く必要がありますが。)
いままで、盲目につや消しの塗料やクリアーを使用していましたが、目から鱗です。
デカールを貼る場合も、つや消し塗装の上から、または、つや消しクリアーの上から貼る場合は、剥がれやすいですもんね。(なので、マークセッターを使っています。)
筆塗り/painting with a brush
このキットの最大の特徴であり難関である、イエロー塗装。
特に関節と胸。
どうやって、塗装しようかと考えた末、リカバリーしやすい、エナメル塗料で塗装することにしました。
関節部分は、ありがたいことに、溝があるので、その中にエナメルのイエローとレッドで色調した色を、筆で流し込みました。塗るというより流し込む感じ。
1回流し込んで、乾かし、さらに流し込んで乾かしを4〜5回繰り返し。そして、はみ出たところを、エナメル溶剤をつけた綿棒で拭き取りました。
苦戦したのが、胸のイエロー。
↑汚い・・・。失敗!
↑失敗!!
しっかりとした溝がないので、筆塗りするには、かなりのテクニックが必要かと・・・。
何度も失敗したので、最終的に、マスキングテープでマスクしてエアブラシで塗装。結果、かなりの太さになってしまいました。今後の課題ですね。
↑脇部分は、なんとか成功!!
↑やはり、他のイエロー塗装に比べ、胸部分の塗装の仕上がりは情けないことに・・・。
その他、マスクするまでもないところを、エナメル塗料で筆塗り。
武器類は、一色でなく複数色で塗装すると、一気にかっこよくなるので、適当にグレー塗装を追加。
ガンプラのキモである、顔のメインカメラ。
ラッカー塗料のピュアーブルーとピュアーイエローで、グリーンに色調し塗装。
その周りを、めんどくさいのでスミ入れ塗料で塗装。
後から思ったのですが、メインカメラは、付属のシールを使用した方が雰囲気が出るのではないかと・・・。あえて塗装する必要ないかと・・・。
デカール/decal
このキットには、珍しく水転写デカールが付属しています。
そして、いつもの、コーションデカールと、
マークセッターを使用。
ベースにつや消しクリアーを吹いているため、全てのデカールに、マークセッターを使用しています。
付属のデカールを半分ほど使用し、残りはコーションデカールを使用。
コーションデカールを使用した理由は、グレー×オレンジのデカールなので、この機体のカラーリングに合うかなと思い使用しました。
付属のデカールはグレーとレッドが基調となっているので、すべて使用するとカラーリング的に少し合わないかなと思ったわけです。
なので、特徴的なところのみ、付属のデカールを使用しました。
↑ワンポイントとして、設定にはありませんが、左の膝に「EFSF」のデカールを貼りました。
曲面になっているので、貼った後に、マークソフターを使用しています。
組み立て/building
デカールを貼った後、全体につや消しクリアーを吹いています。
そして、組み立てていきます。この瞬間が楽しい!!
完成!!
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