前々から作ってみたかった、モビルスーツのコクピット。1/144のコクピットはお粗末ながら作ってきましたが、もっと大きなコクピットを作ってみたいな〜と思っていたので今回やってみました。
大きさはおおよそ1/7くらいかな？
以前リペイントした綾波のフィギュアを参考にして、大体の大きさを割り出しました。
綾波の身長が159cm（らしい・・・）、フィギュアの全高が約23cm。なので、このフィギュアはおよそ1/7くらいということになります。フォウの身長がどのくらいなのか調べても出てこなかったので、とりあえず、この綾波フィギュアが座れる感じで作っちゃおうと、見切り発車しました。
コクピットデザイン
コクピットのデザインは、Zガンダム劇場版「機動戦士ΖガンダムII -恋人たち-」のコクピットが映ってるシーンを見て、大体こんな感じだろうと、結構適当にやっちゃてます。またネットで見つけたコクピットの設定資料っぽい画像も参考にしました。
コクピット内部は、グリプス戦役期のMSの標準装備である全天周囲モニターとリニア・シートが配されています。ただしサイコ・ガンダムは頭部にサイコミュ・システムを備えているため、シートのヘッドレストと後部から無数のコードが伸びているのが他のMSとの相違点。#ガンダム・モビルスーツ・バイブル pic.twitter.com/wmmqQrLpZZ
— ガンダム・モビルスーツ・バイブル(GMB)通信 (@SNRI8741) January 22, 2020
1mm厚プラ板と3mmプラ棒で箱を作る
とにかく綾波フィギュアとプラ板を交互にながめ、鉛筆でおおよそのラインを引き、こんくらいかなぁ〜なんて言いながら適当に1mm厚のプラ板をカットしていきました。
基本的にはプラ板で箱を作り、それっぽく組立て大枠を作ります。
まずはシートを作る
1mm厚プラ板で箱を2つ作り合体。
座面のふわっとしたかんじをこれまたプラ板で作ると、
意外とそれっぽくなったかなと。
周りのでっかいところを作る
こちらも映像と資料を眺めながら、おおよその大きさを割り出し、箱組みで制作。
プラバン同士を直角に貼り付けるために、プラ棒などを使用。
とはいえ、よく見ると歪んでたりもしますが、細かいところは無視して進めます。
設計図などいっさい描かないで、ほぼ目分量で一発勝負でやっていきます。
座面が少し短いようだったので、10mmほど延長。
とりあえず、周りのでっかい部分？だいたい出来たかな・・・。
シートの下部分を作ります。
シート下部分の厚みを出すと、急にコクピットらしさが出てきて、一気にモチベーションが上がりました。
コクピットと本体との繋ぎの部分は、壊れたアクションベースをカットして使用。
真ん中に穴を開けて、
ブスッと差し込み、
その周辺を作りこみます。この辺は情報が少ないので、妄想で制作。
フットペダル部を制作
1mmプラバンを3枚重ねて接着。
支えになる部分をシート本体に接着し、
フットペダル部を接着。この時はまだ仮組みなので、貼って剥がせる液状粘着剤セメダインBBXを使用。
その他諸々を制作
全部、セメダインBBXで接着して、
コクピットの大枠が完成。
細かなディテールを作り込む
操縦レバーは、プラパイプとプラ板で大枠を作り
ペーパーで削って制作。
ボタン類が配置されているところは、映像で確認できる範囲で制作。
わからないところは妄想。
左右にある4枚の大型コンソールパネルも、箱組みで制作。
0.4mm厚の透明プラ板をセメダインBBXで仮止め。
フットペダル制作
フットペダルは、ほとんど映像や資料では見えないので、完全妄想で制作。
シート上部から出ているコードを制作
何本のコードが出ているのかよくわからないので、とりあえず左右各6本ずつ、背面より6本としました。
5mmプラパイプ使用。
コードが繋がっている先も、よくわからないので適当に制作。
コードは、3mmの導線を使用。
コクピットベースを制作
アクションベースを支える部分は、結構しっかりとしていないといけないので、1mmプラ板を8枚重ねてしっかりと接着し、穴を開けました。
↑よくみる部分。これなに？
一番のベースになるのは、タミヤのディスプレイベース・スモール。これに0.3mmプラ板を貼り付け穴を開けました。
コクピットベース完成。
しっかりと支えてくれました。
全てをくっつけ、サイコガンダムコクピット完成しました。
全面にも当然コンソールパネルがあるのですが、どうやら設定ではコクピット内部の壁面にくっついているようなので今回は作りませんでした。
塗装＆デカール
メインカラーは、タミヤカラー ラッカー塗料 ブラック（LP-1）とホワイト（LP-2）、ピュアーブルー（LP-6）、ピュアーイエロー（LP-8）を適当に調色し渋めのグリーンに。
シート部は、タミヤカラー ラッカー塗料 ブラック（LP-1）とホワイト（LP-2）、ピュアーレッド（LP-7）、ピュアーイエロー（LP-8）を適当に調色し濃いベージュに。
一部の塗り分けにタミヤカラー エナメル塗料スモーク（X-19）を、筆塗りで使用。
コンソールパネル仕上げ
アドビのイラレで、パネル内の画面を適当に制作。
塗装する前に、両面テープで接着。
タミヤの多用途接着剤（クリヤー）で接着。
塗装後にマスクを剥がし完成。
サイコガンダムのコクピット（約1/7サイズ）完成！！
サイコガンサム コクピット（約1/7サイズ）完成しました！！
最初のコクピット制作は、ファーストかマーク2かと考えていましたが、まさかのサイコガンダム。資料が少なく、また立体物も見つけることができなかったので、デザイン関連かなり苦労しました。なので、妄想がかなり入っていることをご了承ください・・・。
作り始めたはいいけど、本当に完成するのかなと、我ながら半信半疑でちまちま作っていたのでかなり時間がかかってしまいました。
しかしながら、ガンプラとは違いミニチュアを作っているという感覚が大きく、その点では大いに楽しめましたね。
また、当初は電飾も組み込んじゃおうかと考えていましたが、コンソールパネルの画面を美しく光らす自信がなく断念・・・。もうちょっと考えて電飾しとけばよかったかなと。
次回もしコクピットを作ることがあれば、電飾にチャレンジしたいと思います。
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