ガンプラ全塗装|HGUCガンダムNT-1アレックスを、膝立ちできるように改造してみた。

HGUCガンダムNT-1足長すぎ問題!!

HGUCガンダムNT-1アレックス。明らかにスタイルがおかしい。腰の位置が高過ぎるんですよね。あと足長すぎ。もっというと、ひざ下からが長すぎ!!

足を短くする加工は、技術的に難しい感じがするので、とりあえず腹部を延長する方向で行こうかなと。

ガンダムNT-1アレックスの膝立ちを実現したい!!

ガンダムNT-1といえば、膝立ち!!

この膝立ちを1/144で実現したいのですが、現状ではこんな感じ↓

全く膝立ちができないかというと、そうでもないけれども、イメージとは大きく異なります。上半身もつけると、全くもってかっこ悪くなるのです。

ひざ関節の角度を広げることと、上半身を前のめりにする加工が必要。

ということで、まず簡単なのは、ひざ関節。

干渉している部分を、削ってやればいいだけ。

んで、こんな感じになりました↓

しかし、どうしても膝下の長さが太ももよりも長いので、斜めになってしまいます。さらに、上半身もこのままでは、前のめりにはなりません。

上半身の腹部を延長し、なおかつ稼働するような加工が必要になりますね。

プラ板を数枚重ねて接着し、削ると腹部の延長完成。

腹部を前のめりできるように改造

かっこよく膝立ちさせるためには、上半身が前のめりになる必要がある。なので、腹部に可動部を追加しました。

色々といじり倒した結果、↓このようになりました。

コックピット部分をすべてカットし、胸パーツにくっついているコックピットの外側部が入り込めるようにしました。(とは言っても、少しだけしか入りも見ませんが・・・)

これで、可動部分が2箇所に。腰にもポリキャップを入れて可動するようにしているので、結構柔軟に動くようになったかなと。

フェイス部の改造

フェイス部は、あとハメ加工を施しました。

加工といってもフックとなる部分をカットしただけ。あとは、内部をデザインナイフで削り、後ハメしやすくしたくらい。

また、キットのままだとうつむくことがほとんどできないので、首の前面を削り、

襟部分?をカット。

これでかなり可動するようになりました。

肩部分の改造

キットのままだと、上下に可動するけれども前後には可動しません。

なので、くり抜いてポリキャップを埋め込みました。小さく切ったプラ板で調整しながら、元のキットを生かしつつ加工。

ポリキャップを埋め込むとなると、大変な改造技術が必要かと思っていましたが、案外簡単にできました。ちなみにポリキャップは、他のキットの余剰パーツです。

肩パーツも若干上方に位置するように調整して、ポリキャップを埋め込みました。こちらも稼働させようと色々と試行錯誤しましたが、現状の技術では無理でした・・・。

↓before

↓after

NT-1改造途中の画像

改造途中に一旦組み立てて、全体のバランスを見るのって、なんだかワクワクしますよね。

チョバムアーマー処理

チョバムアーマーは、パネルラインの彫り直しを軽くして、ハセガワトライツールの「モデリングメッシュ23六角形(M)」で少しディテールを追加しています。

バックパック処理

バックパックも同じく、ハセガワトライツールの「モデリングメッシュ23六角形(M)」でディテールを追加。

※モデリングメッシュを接着するのは、塗装やデカールが終りつや消しを吹いた後になります。

塗装

ホワイト部分の塗装は、タミヤカラー ラッカー塗料のホワイト(LP-2H)

イエロー部分の塗装は、タミヤカラー ラッカー塗料のピュアーレッド(LP-7)とピュアーイエロー(LP-8)を調色して少しオレンジに。

ブルー部分の塗装は、タミヤカラー ラッカー塗料のホワイト(LP-2H)とピュアーブルー(LP-6)を調色して少し明るいブルーに。

そのほかグレーの部分は、タミヤカラー ラッカー塗料のホワイト(LP-2H)とブラック(LP-1)を調色、足首にはミスターカラー「荒野のコトブキ飛行隊パーカッションジュラルミン」を使用。

チョバムアーマーは、タミヤカラー ラッカー塗料のホワイト(LP-2H)とブラック(LP-1)に、なんやかんや混ぜているうちに、この色になりました。多分若干グリーンが入ったのかと思います。

筆塗り

ガンダムNT-1のデザイン的な特徴の一つとして、イエローのワンポイントがあります。(これは小型のバーニアなのかな?)

その部分を、タミヤカラー エナメル塗料フラットイエロー(XF-3)、フラットレッド(XF-7)で調色しオレンジにして筆塗り。また、その真ん中はブラックなので、串の先を使い注意深く、スミ入れ塗料で塗装。

ちなみに、エナメル塗料がつや消し(フラット)なのは、在庫の問題で特に意味はありません。

デカールの貼り付け

デカールはいつもの、RB CAUTION DECAL(アールビー コーションデカール)を使用。

つや消しを吹いた後、ツインアイに付属のシールを使用。

これは、他の部分とはちがって、自分で塗装するよりも断然かっこいいからです。(光に反射するしね。)

HGUC ガンダムNT-1完成!

なんとか、拙い技術で完成にこぎつけました。

目指した膝立ちも、ま〜及第点といったところでしょうか。

このガンダムNT-1は、独特のかっこよさがある機体なので、もっと色々と改造すればよりカッコ良くなるだろうな〜と思います。

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