今回は、カミーユ・ビダンを作ります。前回のフォウと同様、アルミ線とグレイスカルピーを使用。
作り方としては、前回のフォウとほとんど同じです。違うところと言えば、バックパックと腕の丸い部分にプラ板とプラパイプを使用したくらい。
体を作る
アルミ線に粘土（スカルピー）を、ちまちまと盛り付けていきます。
最初はあまり何も考えずに、人の形を目指しやっていきます。
次に、少しづつ筋肉のつき方を考えながら調整します。
お尻なんかも粘土を盛り付けて、それっぽくしていきます。
ざっくりですが、全体のバランスはOKかなと。ここから、各部位の細かなディテールを制作していきます。
パイロットスーツのラインをスジ彫りで表現。
腰回りのベルト。
足のベルト。
肩パット？
やっぱり足が長い・・・
フォウを作った時もそうでしたが、今回も足が異常に長くなりました。多分、股の位置と足首の位置を若干間違ったせいかなと・・・。
フォウの場合は、胴体を長くしましたが、今回は足を短くします。太ももとスネの2箇所切断。
3mmほど削って、再度接着。
腕をプラパイプで作る
カミーユのパイロットスーツの腕の部分、正確には前腕部は丸い筒状になっています。これは、粘土で作るよりプラパイプを使ったほうが簡単だと考えました。
φ10mmのプラパイプを使用。
手のひらは前回と同じく、スカルピーでざっくり制作。
バックパックをプラ板で作る
こちらも、粘土よりプラ板の方が作りやすいので、プラ板で制作。
単純な形なので、案外簡単にできました。
顔を作る
今回も1回失敗し2回目の挑戦。
だいたい人差し指の先くらいの大きさで盛り付け。
目の窪みを、筆の柄でそれっぽく凹まします。
鼻をつけて調整すると、人の顔っぽくなりますね。
目をサクッと描き、位置や大きさを確認。ここまでカミーユ要素皆無だったのが、少しカミーユの方向に？
今回は笑顔を想定しているので、口をにんまりさせます。まずは色調スティックで上唇を上カーブに盛り上げ、
次に下カーブで下唇と口角を作ります。
奇跡的に一発OK！！！
ヘルメットを作る
球体を作り、左右を平たくします。
ほんでもって、カット！この時点で焼きを入れ固くします。
顔をくっつけて、バランスを見ます。
アゴ周りの部分をざっくり作り、
あれやこれやしながら形を整えていきます。
一旦焼きを入れて、ふわふわ部分を作り込みます。
顔にフィットするように、ちまちまと調整し、
おでこ部分を作り、
髪の毛を作り、完成。
塗装
全体にホワイトのサフを吹いてます。なので、ホワイトで塗装する必要ないかなと思ったのですが、一応タミヤカラー ラッカー塗料ホワイト（LP-2）で塗装。あんまり意味なし・・・。
バックパックは、タミヤカラー ラッカー塗料ホワイト（LP-2）とピュアーブルー（LP-6）を調色して薄い水色に。
ベルトや小物入れ？、拳銃入れはタミヤカラー ラッカー塗料ブラック（LP-1）とホワイト（LP-2）を調色して濃いめのグレーに。
顔は、タミヤカラーラッカー塗料 ホワイト（LP-2）とピュアーレッド（LP-7）とピュアーイエロー（LP-8）を調色して淡い肌色に。
ヘルメットの紺色はタミヤカラー ラッカー塗料ブラック（LP-1）とピュアーブルー（LP-6）を調色して濃いめの紺に。
ヘルメットのふわふわ部分は、タミヤカラーエナメル塗料 ブルー（X-4）とホワイト（X-2）を調色して水色に。髪の毛は、タミヤカラーエナメル塗料 ブルー（X-4）とブラック（X-1）を調色して紺色に。
目の塗装は、前回のフォウとほぼ同じ。
約1/7 カミーユ・ビダン フィギュア完成！！！
人生2体目のフィギュア、カミーユ・ビダンなんとか完成しました。全体の形としては、フォウとほぼ同じなので、それほど難しくはなかったかなと。
ただ今回は、ヘルメット着用時のカミーユなので、そこが初体験でした。ヘルメットの大きさの割り出しや、塗装を考えての分割など、試行錯誤しながらなんとかできたって感じです。
カミーユの顔は、似ているかと言えば、う〜ん？ってとこですかね。少し面長になりすぎたようです。ヘルメットがある分、誤魔化せたかも・・・。
もともと、フォウを作っている時から、カミーユを作ることは決めていたので、同時に作ればよかったのですが、そのような器用なことはできず、サイコガンダムの動画を完成させてからの制作開始となりました。
なので、フォウの手の位置とカミーユの顔の位置やフォウに寄りかかる時の手の位置、足の位置など、本当にうまくいくのかとドキドキで制作しましたね〜。もう少し最初から計算すべきでした。
Zガンダム劇場版「機動戦士ΖガンダムII -恋人たち-」のワンシーンを再現したく今回のフィギュア作りを始めましたが、作り出した時は、なんて無謀なことをやり始めちゃったのかと・・・。結果、サイコガンダムを作り始めてから、8ヶ月もかかっちゃいました。
こんな素人のおじさんでも、ちまちまと時間をかけて作れば、アニメのワンシーンを再現できるんだと、ちょっと嬉しくなりましたね。
今後も作りたいシーンがあれば、プラモとフィギュアを両立させて制作していきたいと思います。
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